@article{oai:it-hiroshima.repo.nii.ac.jp:00000448, author = {角島, 誠 and KADOSHIMA, Makoto}, journal = {広島工業大学紀要. 教育編}, month = {Feb}, note = {application/pdf, 中央集権型の教育制度をとる国において、国民教育の最後の共通教育の場として科学的リテラシーといった 教育の側面と、世界的な競争に資する理系人材の育成という観点を後期中等教育でどのように実現するかとい う課題に対する最適解はどのようにあるべきか。日本と同様に中央集権型の教育制度を採るフランスの高等学 校の現行の物理教育の学習指導要領は、この課題に対する特徴ある内容の構成を行なった。すなわち、高校1 年でのテーマ設定、情報の抽出と活用というコンピテンスの下、所謂理系として求められる内容の知識・理解 に比重をおいた高校2 、3 年での「観察する」「理解する」「行動する」といった括り方、深化した学びのため の専門の教育という枠組みの設定などである。しかしながら、実際の展開では、配当時間削減の影響も大きく、 現場の教員ならびに高等教育関係者からも批判を得るなどおおよそ成功した事例とはならなかった。この事例 の特徴と評価を踏まえて、物理内容の取捨選択に求められる視点、相応の内容を扱うために求められる配当時 間の必要性を指摘し、理科という傘と各科目の関係を捉える示唆を引き出した。}, pages = {15--24}, title = {高等学校の物理の内容に関する一考察}, volume = {19}, year = {2020}, yomi = {カドシマ, マコト} }